忍者ブログ
面倒臭がりはブログなんてやっちゃいけないと思うんですよ(自爆
Posted by - 2024.04.27,Sat
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by まじん - 2011.04.10,Sun
どうも親しい人は

羽根があるものが

好きらしい





十年以上前、叔母は

小さな昆虫に乗り

1月という季節外れの

実家の食卓を飛んでいた



数年前、義父は

真っ白な鷺に乗り

居間を真正面に望む

庭の片隅から

こちらを見ていた





そして今日



駅のベンチで電車を待つ

私の目の前に

鳩が舞い降りた



早朝の広い新幹線ホーム

見渡せど他に鳥はなく

ぱらぱらと見受けられる

他の乗客の足元を

目指すわけでもなく





直感で

彼だと気付いた



鳩は私の正面から

実に「鳩」らしく

つとつと歩き

遠巻きにぐるりと

一周した後に

対向ホームの真正面に

飛んでいった





視界から外れることなく

外すこともできず

通過車両があっても

そこにいた





しかし

乗るべき車両が視界を遮り

急いで座席から外を見たとき





彼は

再び誰かに

逢いに飛び去った

後だった
PR
Posted by まじん - 2011.04.09,Sat
明日、サークルの友人の葬儀に参列する


行き届いた気遣い
失礼の無い対応
反応の良さ
動きの軽さ

その全てにおいて類稀な能力を発揮し

周囲の人々に好かれ
その家族に好かれ
常に明るく饒舌で
そして適度に拗ねる

好漢と呼ぶにふさわしいその男は
私の6歳年下にも関わらず
友と呼べた

サークルでイベントを開催する際には
何も言わずに背中を任せられた
稀有な人材だった

生まれも育ちも違う
たいしたことのない私を
とても、とても慕ってくれた
気持ちのいいヤツだった


そんなかけがえのない男は
大震災の津波により
犠牲者約3万人の
そのくくりに入ってしまった

最後まで地元の消防団として
逃げ遅れた人々を助けようと
奔走した、その結果
彼は
私に
「やばい」
という短いメールを残して

帰らぬ人となってしまった


様々な想いが胸をよぎるが
どういう言葉を用いても
言い表すことも
例えることも
できそうにない


彼は明日、大震災から一ヶ月を目前にして
親族と多くの友人に見送られ
天に、そして地に還る


私はその瞬間に間に合わない


彼は許してくれるだろうか

それとも拗ねるだろうか


できれば眼鏡の奥の細い目を
三日月のように更に細くしたあの笑顔で

「いいンすよ!」って

意地悪げな、ちょっと高い声で
言って欲しいけれど


聞くことはかなわない



本葬が済めば、大震災から一ヶ月
我々は生きている者として
この地域を、東北を、東日本を、日本を復興する責務がある

だが
そんな時代に

彼は必要だったはずだ


見渡す限り一面の瓦礫の
閖上のあの地に立って
「負っけねぇかんなー!!」
って叫んでいる
あいつが目に浮かぶ

あの地で
流されてもなお見つかった
春美食堂の看板をたてかけた簡易テントで
いつもどおり
タオルを頭に巻いて
ラーメンをつくる
あいつが目に浮かぶ



抗う術など全くない自然の脅威
だからといって
納得などできるはずもない

とはいえ受け入れなければならない
その事実

心の最も奥底で
折り合いをつけられるのは

さて

いつになるだろうか
Posted by まじん - 2011.03.30,Wed

こう見えて私、担ぐんです

高校の頃はプロ野球のヤクルトスワローズが好きで、いっつもラジオのナイター放送を
かじりついて聞いていました

「ニッポン放送~、ショウアップナイタ~♪」

懐かしすぎる


懐かしいはさておき、当時のヤクルト、弱かったんですよ
もうね、負けて当たり前、勝ったら奇跡、シーズンはGWまでで、GW過ぎたら来シーズンの話をしようや
ってのが当時のスワローズファンの合言葉でした
そんなある日、ラジオにかじりついている時に寝転がって聞いている方が、なんとなく点が入る
「気が」したんですね  うおっ、八重樫タイムリーヒット打ったよ、みたいな
で、もしかしたら、寝転がって聞いていたら、勝てるんじゃなかろうか?って思い始めちゃったんですわ

勿論そんなことで勝てるワケもなく、その日も惨敗こいて解説の土橋さんが広沢に苦言を呈してたり
したんですが、もしかすると何か選手がヒットを打つ、或いはピッチャーが抑えてくれる神懸った
ポーズやら姿勢があるんじゃないかと考えだしたんです

そう考え出すとキリがないんですが、翌日は寝転がって足をコンポのスピーカーの上に載せてみる
・・・惨敗
その翌日は畳のヘリに沿って寝転がってみる
・・・連敗
移動日翌日のゲームでは腕枕して寝転がってみる
・・・勝った!!!!
勝った!?そうか、これだ!腕枕して寝転がるのが「神」の姿勢なのだ!!ヨシ、明日もこれだ!
んで翌日も腕枕
・・・惜敗
惜敗!?何かが足りないのか?・・・、よし、腕枕にプラスして足を交差してみるか
・・・引き分け
ムゥ・・・そうか、足の交差は引き分けの暗示なのだな?

と、まあ、延々と・・・
今考えるとアホだなぁ・・・


それがJリーグではジュビロの試合で生かされていて
「次男とスタジアム観戦すると過去8戦8勝」
「叔父と観戦すると過去6戦6引き分け」
とか・・・

うーん・・・

なんか、今でもアホだなぁ・・・



で、今、担いでいるものが一つ

ヒゲ


もう無精ヒゲなんてモサモサしていてウキーってな感じがするし
フォーマルな場に行くと変な顔されて大嫌いなんですが
担いでいるんで、仕方なし


たかがヒゲごときで何を担いでいるのか

分かる人は分かってくれると思いますが、大事な大事な仲間のため、担いでいるんです


本当は「ヒゲ剃らなきゃなぁ・・・」なんて思った矢先に、ふと担ぐことを考えちゃったんで、なりゆき・・・

ゴホン、ゲフ、ゲフン!!!



何か聞こえましたかな?


ウオッホン!!

今のところ100%の確率を誇るこのヒゲ

信じてるから剃れないんだけど、早く剃りたいナリよ~

Posted by まじん - 2011.03.19,Sat
まるで世界が変わってしまった気がする


現実味を帯びない、まるで夢の様な感覚

今起きていることは、紛れもない事実だろうに



人生の半分という時間をかけて作り上げた
私にとって大事な人々と大事な世界が
全く自分が関与できない大きな力で
壊されていく


テレビの向こう側では想像もつかない惨状
だが住んでいる土地では変わらぬ日々

そのギャップに苛立ち
吐き気すらもよおす


時間があれば友人を捜して携帯をいじる日々


何がどうしてしまったのだろうか

もうあの日々には戻れないのだろうか

どうして…

なぜ…




おそらく私だけではない多くの方々が
この地震によって考え方を、価値観を
そして生き方を再考することになるのだろう


その先にあるものは、まだ今は判らないけど

精一杯生きる、とか、悔いのない人生とか
そんな堅苦しいことではなく

人と人の繋がりというのは何にも代え難いって
感じている

心配する人がいてくれるということが
こんなにも嬉しいものなんだと
再認識している

友人とはこういうものなんだと
あらためて理解している



例えこの地震の結末がどの様になろうとも
その友人達と共に私は前を向く

前を向いて大声で叫ぶのだ


ぜってぇ負けねぇぞぉ!!!!!って



だけど眠さには負けた…みんな、おやすみなさい
Posted by まじん - 2010.08.28,Sat
 久し振りに夜、コンビニへ買い物に行ったんですよ。

一軒目、欲しかった雑誌が無かったんで仕方なくチューハイ買って
帰ろうかとレジに行ったら

「ぶふっ♪」

ってレジのおばちゃんが笑うわけですよ。



なして?


二軒目、欲しかった雑誌があったので、ついでにハイボール買って
レジに行ったら

「ぶふぉっ♪」

って、やっぱりレジのおばちゃんが笑うんですよ。



なして?



はっはーん・・・




やっぱ



100509_1302~01.jpg










これ着てコンビニ行っちゃ、マズかったかなぁ・・・
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
まじん
性別:
男性
趣味:
早起き ふらふらさまよう 鉄
フリーエリア
最新コメント
[01/04 たかP]
[07/06 いけ、ヒヤチュウ。]
[03/30 浮遊霊]
[03/30 浮遊霊]
[10/03 ネコ大好きフリスキー]
バーコード
ブログ内検索
カウンター
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]