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面倒臭がりはブログなんてやっちゃいけないと思うんですよ(自爆
Posted by - 2018.11.14,Wed
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Posted by まじん - 2011.05.07,Sat
津波に対する対処ができるまで浜岡の原発を止めてくれと、総理がお願いするという。

最初に言っておくが私は賛成だ。
静岡に生まれてこのかた「地震、地震」と言われ、「(予想震度7、液状化危険地域のため)よくそんな危険な地域に住んでいるよね」と他県の人から言われ続けて生きてきた。そして冗談交じりに「原発?ああ、地震きたらダメだろうね」と笑って答えていたものだった。

だが今回の広範囲にわたる震災で、長期避難に伴う苦痛、津波が「さらう」恐怖、放射能の脅威を目の当たりにして、さすがに笑っているわけにはいかなくなった。


私が住んでいるのは原発から22.5km。福島と同じ事態に陥れば、風向きによっては全市避難の対象となり得る地域だ。そしてその20km圏内を東海道本線、東海道新幹線、国道1号線、国道1号バイパスが走り、御前崎港はおろか、ジャスト20kmに静岡空港もある。第二東名が完成すればどうなるかは分からないが、30km圏を想定した場合、400年に渡り東西の都を結びつけてきた東海道は全く使い物にならなくなるのだ。


原発を一度止めて地震及び津波対策を施して欲しいと周辺首長の一部と県知事は訴え、それに電力会社幹部が「大丈夫」という構図がつい先日まで繰り広げられていたのだが、それに対して手法の是非はともかく政府は「ストップ」と言ったわけだ。拍手喝采がある傍ら、やれ支持率だ代替策がないとか止めるのが浜岡だけの理由がわからんとかいう批評にはがっかりした。そんな人は一度浜岡を見にくればいい。海抜8mに建つ新旧5基の原発と10mと言われる砂丘堤防の実態を。静岡県の遠州地区ならば配られている「地震・液状化マップ」を見てみればいい。ネットだって簡単に調べられるはずだ。どれだけ危険な場所に建っているのかを・・・


そして地元企業の方には言いたい。国からの交付金が限りなく予算の半分を占める地元御前崎市はそれが無ければ存続できないというが、周辺にある鉄道も駅もない海辺の町は、今は合併が進み大きな市になったとはいえ、それ以前は健全経営してきた町村がほとんどだったのだ。ろくな観光資源もない中で、知恵を出して町おこしをしてきたのだ。今手にしているものを無くすというのは相当の覚悟と度胸が必要だが、そこでもう一度、福島県浜通りのことを考えて欲しい。


私は20年前にいわき市にいた。そこで自動車を手にし、それこそ東北中を走りまくった。3年間で走った車の距離メーターは87,000km。臭いかもしれないが、青春の全てが東北にあった。そしてそこで生涯の伴侶も見つけた。いわきは、浜通りは、東北は私にとって第二の故郷と言っても過言ではないのだ。

その故郷が地震と津波により壊されてしまった。あまつさえ放射性物質で汚され、そして今なお汚され続けている。既に原発報道はトップではなくなり、自分で探さなければ原発の状況は入手できない時期になっているが、30km圏内、いや福島、郡山地区を入れれば80km圏内のすべての人々にとっては現在進行系の災難だ。私の知っている圏内の方々は「放射能?イチイチ構ってらんねぇっぺ?」と笑うが二言目には「原発がねぇ・・・」と口を閉ざす。いくら口で大丈夫、と言ってはみても心の底に「放射能」の恐怖は刷り込まれ、毎日気にしながら生きているのだ。日常会話に放射線量が出てこない日はないのだ。考えてもみてほしい。いくら環境放射線量が低下したと言っても普段の放射線量に比べれば、まだ数倍から数十倍あるのだ。いくらそれが安全基準値以内であると言われても、より体に悪いものから遠ざかり、低い方へ移動したくのはまっとうな心理だと思う。それが故に差別がおこるのも、それを肯定なんぞできるわけもないが、無理もないと理解する。地震で建物が無傷でも長期間にわたり家に戻れない苦痛は、正直私なんかの理解は遥かに超えたものだろうと思う。

そんな状態に陥ってしまった私の第二の故郷。そしてそれが本来の故郷静岡で発生する可能性があるのなら、その可能性を限りなく減らして欲しい。人間の造るものは自然にとっては容易く壊すことのできるものだから「絶対」は存在しないことも理解できる。どこまで対策してもキリがないことも知っている。だがしかし、壊れることを想定するか、しないかは、そのもしもの際に大きな差となって私達に降り掛かってくるだろうことは、現実に福島を見ればわかるし、誰にでも理解できる話しではないのか?今ぐだぐだ言っている人は、もしもの際には一言も文句を言う権利はないと思う。

「総理が信用できない」なんて考えている人がいるのならば「自分が」歩いて見て考えて行動すればいい。「裏があるんだろう」と思う人がいたら一度20km圏内の方々の避難所に行って考えてくればいい。「夏になったらどうしよう」と考える人がいたら電気がどこで主に消費されているか、原発から北遠を通って西へ伸びる大きな送電線を追って欲しい。「支持率が」という人がいたら次の選挙でそいつらに票を入れなければいいだけだ。


太平洋と駿河湾、浜名湖では多種多様な魚介類。環境破壊なのでは?と揶揄されるほど山肌を埋めつくす茶畑から生まれる緑茶。蜜柑、メロン、山葵、西瓜、苺・・・自然の恵み豊かでのんびりとしたこの故郷が同じ目にあうのだけは、避けて欲しいと思うのはおかしなことなのだろうか・・・
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